注目新刊:東浩紀『訂正可能性の哲学』ゲンロン、ほか
『訂正可能性の哲学』東浩紀(著)、ゲンロン叢書:ゲンロン、2023年8月、本体2,600円、四六判並製360頁、ISBN978-4-907188-50-4 『シラー戯曲傑作選 メアリー・ステュアート』フリードリヒ・シラー(著)、津﨑正行(訳)、ルリユール叢書:幻戯書房、2023年8月、本体3,900円、四六変型判上製408頁、ISBN978-4-86488-280-4 『シラー戯曲傑作選...
View Article「図書新聞」にディディ=ユベルマン『場所、それでもなお』の書評
「図書新聞」2023年8月19日付第3604号に、月曜社1月刊、ジョルジュ・ディディ=ユベルマン『場所、それでもなお』(江澤健一郎訳)の書評「アウシュヴィッツの逆説、背理に迫る――想像不可能性に抗して想像し続けること、見ることの不可能性に抗して見続けようとすること……」が掲載されました。第6面の全面を使った非常に長い記事です。評者は思想史家の高橋順一さんです。「アウシュヴィッツには、あらゆる表象化を...
View Article「週刊読書人」に小泉義之『弔い・生殖・病いの哲学』の書評
「週刊読書人」2023年8月25日付第3503号に、月曜社5月刊、小泉義之『弔い・生殖・病いの哲学――小泉義之前期哲学集成』の書評「生命の哲学を紡ぎ直す――多様な側面をもつ生の諸相について」が掲載されました。評者は立教大学教授の渡名喜庸哲さんです。「本書によってこれまで別個に接してきた著作達が、一つの強い糸で結ばれている〔…〕。それは、「生」を「死」との関わりで意義づけようとする考え、逆に言えば「死...
View Article月曜社9月末取次搬入予定新刊:森山大道『写真よさようなら 普及版』
2023年09月29日取次搬入予定 *写真/芸術 写真よさようなら 普及版 森山大道=写真 月曜社 本体価格4,500円 B5判変型[天地257mm×左右182mm 背幅25㎜ 重量800g]並製316頁、ISBN:978-4-86503-174-4 C0072...
View Article注目新刊:ブルーノ・ラトゥール『ガイアに向き合う』新評論、ほか
『ガイアに向き合う――新気候体制を生きるための八つのレクチャー』ブルーノ・ラトゥール(著)、川村久美子(訳)、新評論、2023年8月、本体5,400円、A5判上製496頁、ISBN978-4-7948-1242-1 ★『ガイアに向き合う』は、フランスの科学人類学者ブルーノ・ラトゥール((Bruno Latour, 1947-2022)の著書『Face à Gaïa : Huit...
View Article注目新刊:ピケティ『資本とイデオロギー』みすず書房、ほか
『資本とイデオロギー』トマ・ピケティ(著)、山形浩生/森本正史(訳)、みすず書房、2023年8月、本体6,300円、A5判上製1128頁、ISBN978-4-622-09048-9...
View Article注目新書&文庫:渡名喜庸哲『現代フランス哲学』ちくま新書、ほか
★まずは、注目の新書新刊から。 『現代フランス哲学』渡名喜庸哲(著)、ちくま新書、2023年9月、本体1,100円、新書判352頁、ISBN978-4-480-07574-1 『問いを問う――哲学入門講義』入不二基義(著)、ちくま新書、2023年9月、本体1,100円、新書判336頁、ISBN978-4-480-07573-4...
View Article注目新刊:養老孟司/茂木健一郎/東浩紀『日本の歪み』講談社現代新書、ほか
★講談社さんの新書および文庫の、注目新刊既刊を列記します。 『日本の歪み』養老孟司/茂木健一郎/東浩紀(著)、講談社現代新書、2023年9月、本体1,000円、新書272頁、ISBN978-4-06-531405-0 『はじめての人類学』奥野克巳(著)、講談社現代新書、2023年8月、本体900円、新書判224頁、ISBN978-4-06-532857-6...
View Article月曜社10月末新刊:『茅辺かのう集成――階級を選びなおす』
2023年10月27日取次搬入予定 茅辺かのう集成――階級を選びなおす 茅辺かのう[著] 月曜社 46判[天地188mm×左右130mm×背幅30㎜ 重量500g]並製632頁 本体価格4,800円 ISBN:978-4-86503-176-8 C0095...
View Article保管:月曜社2023年8~10月既刊書
2022年10月14日発売:『手先と責苦――アルトー・コレクションⅣ』本体4,500円。 2022年10月13日発売:谷川渥『ローマの眠り』本体2,200円。 春木有亮氏書評「まさにバロック的書物ーーヴェール=襞が存在の原理だ」(「図書新聞」2023年2月18日号8面) Y氏紹介記事「デザインに秘められている思想」(「世界」2023年3月号「SEKAI Review of...
View Article注目新刊:本田晃子『革命と住宅』ゲンロン、ほか
★まず、まもなく発売となるゲンロン叢書の最新刊と、ちくま学芸文庫10月新刊4点。 『革命と住宅』本田晃子(著)、ゲンロン叢書:ゲンロン、2023年10月、本体2,700円、四六判並製348頁、ISBN978-4-907188-51-1 『民俗のこころ』高取正男(著)、ちくま学芸文庫、2023年10月、本体1,300円、文庫判320頁、ISBN978-4-480-51209-3...
View Article注目新刊:グレーバー/ウェングロウ『万物の黎明』光文社、ほか
『万物の黎明――人類史を根本からくつがえす』デヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ(著)、酒井隆史(訳)、光文社、2023年9月、本体5,000円、A5判並製644+55頁、ISBN978-4-334-10059-9...
View Article注目新刊:イレネ・バジェホ『パピルスのなかの永遠』作品社、ほか
★まず最近出会った新刊を3点記します。 『パピルスのなかの永遠――書物の歴史の物語』イレネ・バジェホ(著)、見田悠子(訳)、作品社、2023年10月、本体4,800円、四六判上製552頁、ISBN978-4-86182-927-7...
View Article月曜社11月新刊:渡辺由利子『ふたりの世界の重なるところ――ジネヴラとジョルジョと友人たち』
2023年11月09日取次搬入予定 *人文・イタリア思想、文芸・イタリア文学 ふたりの世界の重なるところ――ジネヴラとジョルジョと友人たち 渡辺由利子[著] 月曜社 本体2,200円 B6変型判並製200頁(180x114x13.5mm) 200g ISBN978-4-86503-177-5...
View Article月曜社11月新刊:小田原のどか・山本浩貴編『この国(近代日本)の芸術――〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』
2023年11月17日取次搬入予定 *芸術・美術評論 この国(近代日本)の芸術――〈日本美術史〉を脱帝国主義化する ヨミ:このくに(きんだいにほん)のげいじゅつ・にほんびじゅつしをだつていこくしゅぎかする 小田原のどか・山本浩貴[編] 月曜社 46判[天地188mm×左右130mm×背幅38㎜ 重量640g] 並製848頁 本体価格3,600円 ISBN:978-4-86503-175-1...
View Article注目新刊:アドルノ『哲学用語入門』作品社、ほか
★新型コロナウィルスに感染したため活動量が低下しております。省力発信となりますことを最初にお断りしておきます。まずはまもなく発売となる新刊4点を列記します。 『哲学用語入門――テルミノロギー』T・W・アドルノ(著)、髙橋順一(訳)、作品社、2023年10月、本体6,000円、A5判上製468頁、ISBN978-4-86182-984-0...
View Article注目新書新刊:東浩紀『訂正する力』、木澤佐登志『闇の精神史』、ほか
★おかげさまでコロナ感染のつらい時期は脱しましたが、咳と痰がしつこく続いています。皆様もどうぞお気を付けください。先週に引き続き省力発信となります。まず最初に注目の新書新刊既刊を列記します。 『訂正する力』東浩紀(著)、朝日新書、2023年10月、本体850円、新書判248頁、ISBN978-4-02-295238-7...
View Article注目新刊:ちくま学芸文庫11月新刊、ほか
★まもなく発売となる、ちくま学芸文庫11月新刊6点を列記します。 『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』ジャック・デリダ(著)、マリ=ルイーズ・マレ(編)、鵜飼哲(訳)、ちくま学芸文庫、2023年11月、本体1,600円、文庫判448頁、ISBN978-4-480-51087-7...
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