バタイユ『マネ』書評と注目新刊
「週刊読書人」2016年9月9日号4面に弊社7月の新刊、バタイユ『マネ』江澤健一郎訳、の書評「期待を裏切る志向のタブロー――バタイユによるマネ論」が掲載されました。評者は青山学院大学教授・濱野耕一郎さんです。「本書はバタイユ作品への恰好の入口になると同時に、画家をめぐる様々な思索に触れるきっかけとなるのではないか」と評していただきました。なお、下記の画像は某書店さんで開催されたバタイユ・フェア「『マ...
View Article新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん
2016年10月1日(土)オープン THE CALENDAR(ザ・カレンダー):書籍売場5坪 滋賀県大津市春日町1-3 大津駅ビル 2F トーハン帳合。弊社へのご発注は芸術書ロングセラー1点。「THE CALENDAR」はJR大津駅舎がリニューアルし、380坪の複合施設になるというもの。フロア構成は、60床のカプセルホテル「CALENDAR...
View Article新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん
2016年10月27日(木)オープン ジュンク堂書店柏モディ店:図書500坪 千葉県柏市柏1-2-26 柏モディ 2F...
View Article注目新刊:松本哉『世界マヌケ反乱の手引書』、など
世界マヌケ反乱の手引書――ふざけた場所の作り方 松本哉著 筑摩書房 2016年9月 本体1,300円 四六判並製224頁 ISBN978-4-480-81533-0 帯文より:働きまくって金を使い果たす消費社会にはもう飽きた! マヌケな奴らが集まり、楽勝で生きのびるスペースを作り、結託して、世の中をひっくり返せ! 推薦文:「こいつらのデタラメは信頼できる!」(いとうせいこう)。...
View Article注目新刊:新海均『満州 集団自決』、ほか
満州 集団自決 新海均著 河出書房新社 2016年9月 本体1,900円 46判上製264頁 ISBN978-4-309-22683-5 帯文より:終戦から一ヶ月、戦後最大の惨劇はなぜ起きたのか? 満州開拓史上、最も経済的に繁栄した村・瑞穂村――関東軍の逃亡と、ソ連軍の対日参戦によって追い詰められてゆく集団の軌跡を通じて、〈戦争〉の闇を峻烈に描く。...
View Articleメモ(3)
大阪屋栗田営業第二本部営業第一部より一斉送信メールで「戸田書店様直営店書店コード再変更のご案内」が届きました。添付されていたのは次の3点(文書2点、エクセル1点)。 1)丸善ジュンク堂書店と戸田書店の業務提携に関するお知らせ 2)株式会社戸田書店様 書店コード変更のご案内 3)戸田書店 直営店 書店コード変更一覧...
View Article注目新刊:渡辺優『ジャン=ジョゼフ・スュラン』、ほか
『ジャン=ジョゼフ・スュラン――一七世紀フランス神秘主義の光芒』渡辺優著、慶應義塾大学出版会、2016年10月、本体7,500円、A5判上製474頁、ISBN978-4-7664-2368-6 『神秘主義――超越的世界へ到る途』イーヴリン・アンダーヒル著、門脇由紀子・...
View Article重版出来:アガンベン『涜神』新装版2刷
ジョルジョ・アガンベン『涜神』新装版の重版(2刷)ができあがりました。いっぽう、ヴェルナー・ハーマッハー『他自律』(2007年)が版元品切になりました。丸善&ジュンク堂さんでは2016年10月6日現在で20店舗ほどで在庫ありとなっていますので、こちらをご利用いただけたら幸いです。
View Article注目新刊:グラッシ『形象の力』、クルヴェル『おまえたちは狂人か』、ほか
形象の力――合理的言語の無力 エルネスト・グラッシ著 原研二訳 白水社 2016年9月 本体5,400円 4-6判上製406頁 ISBN978-4-560-08308-6 帯文より:修辞学の復権、伝説的名著。合理主義を超えて、フマニスム伝統の発見。論証では到達できない世界がある。古代ギリシアの弁論術から近代詩まで形象言語の系譜を掘り起こし、天啓と洞察、芸術の力の優位を説く。...
View Article11月上旬発売予定:森山大道×鈴木一誌『絶対平面都市』
2016年11月11日取次搬入予定【芸術/写真】 絶対平面都市 森山大道×鈴木一誌著 月曜社 2016年11月 本体2,750円 46判[天地190mm×左右126mm]並製432頁 ISBN978-4-86503-037-2 内容:写真—書物—印刷の三角地帯に降りたち、〈写真〉の生まれる〈現在〉と〈現場〉に肉迫する高密度対話。 アマゾン・ジャパンにて予約受付中 目次:...
View Article新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん
2016年11月1日(火)オープン B&B銀座:60坪(図書30坪、その他) 東京都中央区銀座5-3-1 ソニービル 6F トーハン帳合。下北沢店に続く2店舗目(別名もカウントすると、福岡のRethink...
View Articleメモ(4)
出版業界関連のニュースは日々色々あるのですが、最近読んだ中で特に印象深かったのは「ねとらぼ」2016年10月14日付の池谷勇人さんによるインタヴュー記事「史上最大の崖っぷちに追い込まれております」――コミックビームが突然の「緊急事態宣言」...
View Article待望の文庫化『読んでいない本について堂々と語る方法』、ほか注目新刊
読んでいない本について堂々と語る方法 ピエール・バイヤール著 大浦康介訳 ちくま学芸文庫 2016年10月 本体950円 文庫判304頁 ISBN978-4-480-09757-6...
View Article「美術手帖」にバタイユ『マネ』の書評
「美術手帖」2016年11月号のBOOK欄に弊社7月刊、バタイユ『マネ』江澤健一郎訳、の書評「マネ作品の可能性を汲み尽した比類なき芸術論」が掲載されました。評者は美術批評家の中島水緒さんです。「異端のマネ論だ。論旨は難解だが、訳者の江澤健一郎による解説やカラー写真も多数収録しており、バタイユ特有の「至高性」などの概念に不慣れな読者にもアプローチしやすい体裁である」と評していただきました。...
View Articleマレク・スクロベツキ「ディム」1992年
ポーランドのパペット・アニメの巨匠、マレク・スクロベツキ(Marek Skrobecki, 1951-)の名前をついつい忘れがちな私。「東欧...
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