「みすず」2020年読書アンケート号に、アガンベン『書斎の自画像』への短評2本
月刊誌「みすず」2020年1/2月合併号「読書アンケート特集」で、弊社10月刊、アガンベン『書斎の自画像』岡田温司訳を、長谷正人さんと田中純さんが取り上げて下さいました。長谷さん曰く「20世紀思想家の生き証人であるアガンベンが、まだ現役として私たちの思考を揺るがせている事実に感動する」。田中さん曰く「読み進むほどに、著者らしい啓示的な細部に満ちている」。たいへん光栄です。ありがとうございます。
View Article月曜社3月新刊案内【ドイツ文学・SF】:エルンスト・ユンガー『エウメスヴィル』
月曜社新刊案内【2020年3月:文芸書1点:ドイツ文学・SF】 2020年3月8日書店様受注締切/2020年3月17日取次搬入予定 エウメスヴィル――あるアナークの手記 エルンスト・ユンガー[著] 田尻三千夫[訳] 月曜社 本体3,500円 46判(188x130x28)並製464頁 ISBN978-4-86503-095-2 C0097 アマゾン・ジャパンにて予約受付中...
View Article「週刊読書人」にブージェドラ『ジブラルタルの征服』の書評
「週刊読書人」2020年2月14日号に、弊社11月刊、ラシード・ブージェドラ『ジブラルタルの征服』(下境真由美訳)に対する福嶋伸洋さんによる書評「救済の隘路を探す〈歴史〉の営み――独立戦争時のアルジェリアを舞台に、奇妙なまでの堂々巡りが展開される螺旋の物語」が掲載されました。「奇妙なまでの堂々巡りが展開されるこの螺旋の物語は、悪夢にも似た繰りかえしのなかでたゆまず、別の可能世界への小さな脱出口を、隠...
View Articleガシェ『脱構築』への星野太さんによる書評(artscapeレビュー)
弊社1月刊、ロドルフ・ガシェ『脱構築の力』への書評を星野太さんが「artscapeレビュー」に投稿されました(2020年2月11日付)。「対象とするテクストの綿密きわまりない解読に支えられた各論文は、読者にもそれなりの粘り強さを要求する。ホメロスやカントの言葉にあるように(第4章「思考の風」)、たしかに思考は「風」に擬えられるほど「迅速」で「非物質的な」ものである。しかしその──アーレントによれば「...
View Article注目新刊:ダミッシュ『カドミウム・イエローの窓』水声社、ほか
弊社出版物でお世話になっている著訳者の皆さんの最近のご活躍をご紹介いたします。 ★宮﨑裕助さん(共訳:ド・マン『盲目と洞察』、ガシェ『脱構築の力』)...
View Article注目新刊:カーター『SS先史遺産研究所アーネンエルベ』ヒカルランド、ほか
『SS先史遺産研究所アーネンエルベ――ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術』ミヒャエル・H・カーター著、森貴史監訳、北原博/溝井裕一/横道誠/舩津景子/福永耕人訳、ヒカルランド、2020年2月、本体9,900円、四六判ハード、ISBN9784864718271...
View Articleブックツリー「哲学読書室」で6本の新規リストが公開となりました
オンライン書店「honto」のブックツリー「哲学読書室」で、6本のリストが公開となりました。 『ゴシック・カルチャー入門』(Pヴァイン、2019年11月)の著者、後藤護さんによる「「ゴシック・カルチャー破門」からのマニエリスム入門」...
View Article注目新刊:岩波書店版『フロイト全集』がついに完結、ほか
『フロイト全集(別巻)総索引、年表、主要術語訳語対照表ほか』高田珠樹/須藤訓任/新宮一成/道籏泰三編、岩波書店、2020年2月、本体8,000円、A5判上製22+453頁、ISBN978-4-00-092683-6...
View Article本日取次搬入しました:土橋茂樹編『存在論の再検討』
土橋茂樹編著『存在論の再検討』が本日取次搬入となりました。書店さんでの店頭発売開始は今週後半より順次となる予定です。扱い書店についてはお気軽にお尋ねください。『存在論の再検討』の目次と寄稿者を以下に再掲します。 序章(土橋茂樹) 第一章 「ある」の愛求としてのプラトン哲学(納富信留) 第二章 アリストテレスは「存在論」を語らない──オントロジーの概念と歴史の再考に向けて(中畑正志) 第三章...
View Article月曜社2020年3月末発売予定新刊:井岡詩子『ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」』
月曜社新刊案内【2020年3月:人文書1点:フランス思想】 2020年3月21日受注締切 2020年3月27日取次搬入予定 ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」 井岡詩子[著] 月曜社 2020年3月 本体:3,500円 A5判(217x155x18)上製192頁 ISBN: 978-4-86503-096-9 C1010 アマゾン・ジャパンにて予約受付中 【内容】...
View Article注目新刊:ちくま学芸文庫2020年3月新刊4点、ほか
『大名庭園――江戸の饗宴』白幡洋三郎著、ちくま学芸文庫、2020年3月、本体1,300円、文庫判 320頁、ISBN978-4-480-09968-6 『類似と思考 改訂版』鈴木宏昭著、ちくま学芸文庫、2020年3月、本体1,200円、文庫判304頁、ISBN978-4-480-09969-3...
View Articleブックツリー「哲学読書室」に山本圭さんの選書リストが追加されました
オンライン書店「honto」のブックツリー「哲学読書室」で、『アンタゴニズムスーーポピュリズム〈以後〉の民主主義』(共和国、2020年2月)の著者、山本圭さんによるコメント付選書リスト「アンタゴニズム(敵対性)と政治について考えるブックリスト」が公開開始となりました。以下のリンク先一覧からご覧になれます。 ◎哲学読書室 1)星野太(ほしの・ふとし:1983-)さん選書「崇高が分かれば西洋が分かる」...
View Article新規取引店情報:月曜社の本を置いてくださっている本屋さん
2020年4月24日(金)開店 くまざわ書店横須賀店(450坪中図書410坪) 横須賀市本町2-1-12 コースカベイサイドストアーズ 4F...
View Article本日発売:上村忠男『アガンベン《ホモ・サケル》の思想』講談社選書メチエ、ほか
★上村忠男さん(訳書:アガンベン『到来する共同体』、編訳書:パーチ『関係主義的現象学への道』、スパヴェンタほか『ヘーゲル弁証法とイタリア哲学』、共訳書:アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』『涜神』、スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』)...
View Article本日取次搬入:エルンスト・ユンガー『エウメスヴィル』
本日3月17日(火)取次搬入いたしました。エルンスト・ユンガーの長篇SF小説『エウメスヴィル』(1977年)の初訳です。弊社本の中で歴代1位と言っていいくらいシンプルな装丁になりました。カヴァー表1は銀箔です。見えにくいとお叱りをいただくかもしれないほど、引き算を徹底しました。叢書・エクリチュールの冒険、第16回配本です。
View Articleブックフェア:森山大道×六本木 蔦屋書店 連続企画第1弾「犬の記憶 生命記憶」
ブックフェア:森山大道×六本木 蔦屋書店 連続企画第1弾「犬の記憶 生命記憶」 会期:2020年03月07日(土) ~03月31日(火) 場所:六本木 蔦屋書店 2F アートブックコーナー 106-0032港区六本木6-11-1六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り 電話:03-5775-1515...
View Article保管:2018年12月~2019年3月既刊情報
◎2019年3月22日発売:ロザリンド・E・クラウス『視覚的無意識』本体4,500円。 志賀信夫氏書評「テキストの迷宮が絵画とは何かを問いかける」(「週刊読書人」2019年5月31日号) 暮沢剛巳氏書評「グリーンバーグのモダニズム美術論の批判的克服、ある種の「親殺し」の書――ようやく実現した待望の邦訳の出版を素直に喜びたい」(「図書新聞」2019年6月15日号)...
View Article本日取次搬入開始:井岡詩子『ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」』
井岡詩子『ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」』を本日27日、日販と楽天ブックスネットワークに搬入しました。トーハンには3月30日搬入です(いつもはトーハンの方が量的に余裕があるのですが、今回は1営業日遅い受け入れ)。ユンガー『エウメスヴィル』と同様にシンプルな装丁を心がけました。カヴァー表1の書名はブラックメタリック箔です。シリーズ古典転生第22回配本。弊社はパターン配本を行なっておりませ...
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