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月曜社3月新刊案内【ドイツ文学・SF】:エルンスト・ユンガー『エウメスヴィル』

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月曜社新刊案内【2020年3月:文芸書1点:ドイツ文学・SF】
2020年3月8日書店様受注締切/2020年3月17日取次搬入予定


エウメスヴィル――あるアナークの手記
エルンスト・ユンガー[著] 田尻三千夫[訳]
月曜社 本体3,500円 46判(188x130x28)並製464頁 ISBN978-4-86503-095-2 C0097


アマゾン・ジャパンにて予約受付中


内容:〈大破壊〉後の架空の都市国家に生きる一青年の任務と日常に仮託して、来たるべき人間と社会の趨勢を描いた、ユンガーの知られざる長篇小説。『大理石の断崖の上で』『ヘリオーポリス』に続く本作で、ユンガーはついに、独裁者たちが巨大な森へと消失する未来を幻視する。稀代の魔術的リアリストが描く、異形のSF世界。【叢書・エクリチュールの冒険、第16回配本】


目次:
師たち
限定と安全
ナイトバー・メモ
カスバの一日
町での一日
森について
エピローグ
訳者あとがき


原著:Eumeswil, Krett-Cotta, 1977.


著者:エルンスト・ユンガー(Ernst Jünger, 1895-1998)20世紀ドイツの作家。近年の訳書に以下のものがある。『ユンガー゠シュミット往復書簡 1930–1983』(山本尤訳、法政大学出版局、2005年)、『労働者――支配と形態』(川合全弘訳、月曜社、2013年)、『ユンガー政治評論選』(川合全弘編訳、月曜社、2016年)、『ガラスの蜂』(阿部重夫/谷本愼介訳、田畑書店、2019年)。


訳者:田尻三千夫(たじり・みちお, 1948-)東京大学名誉教授。ドイツ近現代文学研究・紹介。訳書にエルンスト・ユンガー『ヘリオーポリス』(上下巻、国書刊行会、1985~1986年)、アルトゥール・シュニッツラー『ウィーンの青春――ある自伝的回想』(みすず書房、1989年)、ヴォルフガング・ケッペン『ユーゲント』(同学社、1992年)、インゲボルク・ヴェーバー゠ケラーマン『子ども部屋――心なごむ場所の誕生と風景』(白水社、1996年)、ヨアヒム・ハインリヒ・カンペ『新ロビンソン物語』(鳥影社、2006年)など。


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