メモ(8)
東京商工リサーチの「TSR速報」2016年11月28日付によれば、岩波ブックセンターを経営する(有)信山社が破産開始決定と。「設立平成12年8月、資本金300万円、故柴田信代表)は11月25日、東京地裁から破産開始決定を受けた。〔・・・〕負債は現在調査中。/東京・神田神保町で(株)岩波書店発行の書籍販売を中心とした「岩波ブックセンター」を経営していた(岩波書店との資本関係は無い)。人文・社会科学系の...
View Article丸善お茶の水店に新設された2Fの芸術書売場
さる7月25日に、丸善お茶の水店が増床オープンしたのは皆様ご承知の通りです。2階フロア150坪が新設され、1階と合わせて約400坪に広がりました。新設された2階には芸術書のほか、語学書、洋書、学参、コミックが展開されています。お茶の水店さんから芸術書売場の店頭写真を何枚か頂戴したのでご紹介します。...
View Article注目新刊:ブランショ『終わりなき対話』
弊社出版物でお世話になっている著訳者の最近の出版物をご紹介します。 ◆モーリス・ブランショさん(著書:『ブランショ政治論集』『書物の不在』『謎の男トマ』) ◆郷原佳以さん(共訳:『ブランショ政治論集』) 後期の代表作評論集のひとつ『終わりなき対話』(L'entretien infini, Gallimard,...
View Article注目新刊:コスロカヴァール『世界はなぜ過激化するのか?』、など
『世界はなぜ過激化(ラディカリザシオン)するのか?――歴史・現在・未来』ファラッド・コスロカヴァール著、藤原書店、2016年12月、本体2,800円、四六上製272頁、ISBN978-4-86578-101-4 ★発売済。原書は『Radicalisation』(Les Éditions de la Maison des sciences de l'homme,...
View Articleメモ(10)
「businessnewsline」2016年12月6日付、Harry Martin氏記名記事「Amazon: レジのないスーパー「Amazon Go」を発表・客は商品を取って持ち帰るだけでOK」によれば、米アマゾンはスーパーマーケット「Amazon...
View Articleまもなく発売:篠原雅武『複数性のエコロジー』、稲葉振一郎『宇宙倫理学入門』、など
★まもなく発売となる、注目の近刊書を列記します。年の瀬だけあって、注目作が目白押しです。毎年恒例の「紀伊國屋じんぶん大賞2017」は、2015年12月~2016年11月末までに刊行された人文書が対象ですでに12月6日(火)で投票を締め切っていますので(発表は2月上旬予定)、以下の書籍は2018年の選考対象となるのですね。12月刊行分が次年度の選考対象になるのは「新書大賞」と同じで仕方ないことですが、...
View Article川崎昌平×下平尾直×小林浩「小さな出版社と編集者の大きな夢」@B&B
以下のトークイベントに出演することになりました。 川崎昌平×下平尾直×小林浩「小さな出版社と編集者の大きな夢」ーー『重版未定』重版出来記念 内容:川崎昌平さんによる『重版未定』が、河出書房新社から発売され、このたび重版出来が決定しました! 編集者とは何か? 出版社とは何のためにあるのか?...
View Article新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん
2017年1月27日(金)リニューアルオープン ジュンク堂書店明石店:約424坪(図書約366坪、文具約57坪) 兵庫県明石市大明石町1-6-1 パピオスあかし 2F...
View Articleメモ(11)
未来屋書店の2016年12月15日付ニュースリリース「雑貨と本のライフスタイルストア『TODAY’s LIFE 仙台』12/16 オープン」によれば、「イオングループの株式会社未来屋書店(本社:千葉市美浜区、以下 未来屋書店)は、全国初出店となる雑貨と本の新業態店舗「TODAY's LIFE」の1号店「TODAY's LIFE...
View Article注目新刊:『アントニー・ブラント伝』中央公論新社、ほか
★風邪をひいて頭がぼんやりしています。今回は簡略なご紹介にて失礼します。まずは発売済の注目新刊から。 『ゲンロン4 現代日本の批評Ⅲ』東浩紀編、ゲンロン、2016年12月、本体2,400円、A5版並製350頁+E19頁、ISBN978-4-907188-19-1...
View Article新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん
新規開店の依頼書や挨拶状が届かないながらもこのところ弊社芸術書の注文短冊のみ散発的に送られてきているのは、柏市・柏の葉蔦屋書店(日販帳合)。2017年春に完成予定と聞く「KASHIWANOHA T-SITE」内にオープンするお店かと思われます。「KASHIWANOHA...
View Article「人文書出版の希望と絶望」@NiiPhiS
新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)で来月下旬に「人文書出版の希望と絶望」と題した発表をやらせていただくことになりました。参加費無料、事前予約不要です。 第24回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS) 「人文書出版の希望と絶望」 講師:小林浩(編集者、月曜社取締役) 日時:2017年1月20日(金)18:15~19:45 場所:新潟大学五十嵐キャンパス 総合教育研究棟 D-301...
View Article取次搬入日確定:カッチャーリ『抑止する力――政治神学論』
抑止する力――政治神学論 マッシモ・カッチャーリ=著 上村忠男=訳 月曜社 2016年12月 本体2,700円 46判並製272頁 ISBN978-4-86503-038-9...
View Article注目文庫本と新刊単行本、さらに関連イベント情報
★ここ3ヶ月(10月~12月)の間に刊行された文庫新刊のうち、今まで取り上げていなかった書目を版元別に列記したいと思います。...
View Article月曜社の出版物【2016年】
弊社は2016年12月7日で創業満16周年を迎え、17年目の営業へと突入いたしました。今年一年の皆様のご愛顧に深く御礼申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。 ◎2016年の発行/発売実績 自社発行 02月09日:申鉉準(シン・ヒョンジュン)ほか『韓国ポップのアルケオロジー』平田由紀江訳、 本体5,500円【音楽評論】...
View Article保管:2015年7月~11月刊行図書書評
◎2015年11月30日発売:B・シュティーグラー『写真の映像』本体3,400円、芸術論叢書第3回配本。 書評1⇒増田玲氏書評「周到な仕掛けを施す――55の断章からなる切れ味鋭い写真論」(「週刊読書人」2016年2月26日号) ◎2015年10月9日発売:森山大道『犬と網タイツ』本体3,500円...
View Article第一期全12巻完結、晶文社版『吉本隆明全集』、ほか
『吉本隆明全集3[1951-1954]』吉本隆明著、晶文社、2017年1月、本体7,000円、A5判変型上製848頁、ISBN978-4-7949-7103-6 『エジプト人モーセ――ある記憶痕跡の解読』ヤン・アスマン著、安川晴基訳、藤原書店、2016年12月、本体6,400円、A5判上製432頁、ISBN978-4-86578-104-5 『東京を愛したスパイたち...
View Articleメモ(12)
昨年末は岩波ブックセンター信山社さんの破産による閉店がニュースになりましたが、破産や倒産ではなくても書店さんの閉店というものは版元にとっては半ば日常的に経験する不可避の出来事です。たいていは返品依頼であったり、電話やFAXが不通だったりということで初めて閉店を知るケースが多く、すべての書店さんに最後のご挨拶ができるわけではありません。寂しいですがその後どこで何をされているのか存じ上げない書店員さんも...
View Article注目新刊:ニーチェ『愉しい学問』新訳、ほか
★毎月の出費はそれなりのものになりますが、素晴らしき文庫の数々が毎月刊行されていることには本当に驚嘆するばかりです。出版社さんと編集者の皆さんに感謝の念を捧げます。 『引き裂かれた自己――狂気の現象学』R・D・レイン著、天野衛訳、ちくま学芸文庫、2017年1月、本体1,300円、文庫判368頁、ISBN978-4-480-09769-9...
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