ブックツリー「哲学読書室」に金澤忠信さんと藤井俊之さんの選書リストが追加されました
オンライン書店「honto」のブックツリー「哲学読書室」に、『ソシュールの政治的言説』(月曜社、2017年5月)を上梓された金澤忠信さんの選書リスト「19世紀末の歴史的文脈のなかでソシュールを読み直す」と、『啓蒙と神話――アドルノにおける人間性の形象』(航思社、2017年4月)を上梓された藤井俊之さんの選書リスト「ナルシシズムの時代に自らを省みることの困難について」が追加されました。下記リンク先一覧...
View Articleメモ(21)
ヤマト運輸と決裂しそうな雲行きによって、アマゾン・ジャパンの周辺では様々な変化が玉突のように連鎖しています。以下に取り上げる個人運送事業者の囲い込みもそうですし、今月で終了予定の日販へのバックオーダーの件も、業界内では連鎖の中に見る向きがあります(アメリカ本社へのアピール)。なお、バックオーダーの発注終了および版元直取引の慫慂については、予定では本日がアマゾン側の説明会の最終日です。ちなみに昨日は太...
View Article注目新刊:ヘグルンド『ラディカル無神論』、ラトゥール『法がつくられているとき』、ほか
★明日以降順次発売開始と聞く注目新刊をまずご紹介します。 『ラディカル無神論――デリダと生の時間』マーティン・ヘグルンド著、吉松覚/島田貴史/松田智裕訳、法政大学出版局、2017年6月、本体5,500円、四六判上製478頁、ISBN978-4-588-01062-0...
View Article8月新刊案内:ギルロイ『ユニオンジャックに黒はない』月曜社
2017年8月4日取次搬入予定|ジャンル:現代思想・文化研究 ユニオンジャックに黒はない̶人種と国民をめぐる文化政治 ポール・ギルロイ著 田中東子+山本敦久+井上弘貴訳 月曜社 2017年8月 本体予価3,800円 四六判(縦188mm×横128mm×束30mm) 上製576頁 ISBN978-4-86503-049-5 アマゾン・ジャパンにて予約受付中...
View Article取次搬入日確定:ロゴザンスキー『我と肉』
ジャコブ・ロゴザンスキー『我と肉――自我分析への序論』(本体4,800円、シリーズ・古典転生第16回配本)の取次搬入日が確定しました。日販、トーハン、大阪屋栗田、ともに7月4日(火)です。搬入後、翌日から中二日以降順次、書店店頭での発売開始となります。どのお店に配本されるかについては、当ブログコメント欄や、電話、メールなどで地域を指定してお尋ねいただければお答えいたします。どうぞよろしくお願いいたし...
View Article注目新刊:セヴェーリ『キマイラの原理』白水社、ほか
キマイラの原理――記憶の人類学 カルロ・セヴェーリ著 水野千依訳 白水社 2017年6月 本体7,300円 A5判上製414頁 ISBN978-4-560-09555-3 帯文より:埋もれたヴァールブルクの遺産、来たるべき《イメージ人類学》へ。文字なき社会において「記憶」はいかに継承されるのか。...
View Articleメモ(23)
「文化通信」2017年7月3日付記事「アマゾン、取次へのバックオーダー6月末で全面停止」によれば「アマゾン・ジャパンは本紙取材に対し、かねて出版社や取次に告知していた通り6月30日で日本出版販売(日販)へのバックオーダーを停止することを明らかにした。一方、出版社には取次との流通改善で対応しようと…」(以下有料)。業界全体にとって重要な内容なので、これはできれば無料で公開していただきたかったですが、同...
View Article注目新刊:『ジャック・デリダ講義録 死刑Ⅰ』白水社
★ジャック・デリダさん(著書:『条件なき大学』) ★高桑和巳さん(訳書:アガンベン『バートルビー』『思考の潜勢力』、共訳:ボワ/クラウス『アンフォルム』)...
View Article注目新刊:柏倉康夫訳『新訳 ステファヌ・マラルメ詩集』私家版、ほか
新訳 ステファヌ・マラルメ詩集 柏倉康夫訳 私家版(柏倉康夫=発行、上野印刷所=印刷)、2017年6月、頒価2000円、A5判上製148頁、ISBNなし、限定100部...
View Article坪内稔典×内田美紗トーク&サイン会@梅田蔦屋書店、ほか
弊社5月刊、『鉄砲百合の射程距離』の著者、内田美紗さんが以下のトークイベントにご出演されます。 ◎坪内稔典100冊刊行記念『ねんてん先生の文学のある日々』× 内田美紗『鉄砲百合の射程距離』【トーク&サイン会】 会期:2017年08月26日(土)17:00~18:30(開場16:30) 講師:坪内稔典さん、内田美紗さん 場所:梅田 蔦屋書店 4thラウンジ 参加費:1,000円(税込)...
View Article訃報:ヴェルナー・ハーマッハーさん
ヴェルナー・ハーマッハー(Werner Hamacher, 1948-2017:フランクフルト・ゲーテ大学名誉教授)さんの訃報に接し、呆然としています。「Philosophy Matters」では7月7日に報じており、「Faust-Kultur」では9日にIngo Ebener氏の追悼文が掲載され、「Frankfurter Allgemeine...
View Articleブックツリー「哲学読書室」に吉松覚さんの選書リストが追加されました
オンライン書店「honto」のブックツリー「哲学読書室」に、マーティン・ヘグルンド『ラディカル無神論――デリダと生の時間』(吉松覚/島田貴史/松田智裕訳、法政大学出版局、2017年6月)の共訳者・吉松覚さんによる選書リスト「ラディカル無神論をめぐる思想的布置」が追加されました。共訳者の皆さんによる選書だと伺っています。下記リンク先一覧よりご覧ください。...
View Articleブックツリー「哲学読書室」に高桑和巳さんの選書リストが追加されました
オンライン書店「honto」のブックツリー「哲学読書室」に、『ジャック・デリダ講義録 死刑I』(高桑和巳訳、白水社、2017年6月)の訳者・高桑和巳さんによる選書リスト「死刑を考えなおす、何度でも」が追加されました。下記リンク先一覧よりご覧ください。 ◎哲学読書室星野太(ほしの・ふとし:1983-)さん選書「崇高が分かれば西洋が分かる」...
View Article既刊書情報補完:2016年4月~7月刊
◎2016年7月7日発売:W・ウォルターズ『統治性――フーコーをめぐる批判的な出会い』本体2,500円。 書評1⇒ぷよまる氏書評「フーコーを使う、理論を使う」(「綴葉」352号、2016年11月)書評2⇒山本奈生氏書評(『佛大社会学』第41号、2017年3月30日発行) ◎2016年7月1日発売:G・バタイユ『マネ』本体3,600円。...
View Article講演「出版人・中野幹隆と哲学書房の魅力」(信州しおじり本の寺子屋)
◎講演「出版人・中野幹隆と哲学書房の魅力」(信州しおじり本の寺子屋地域文化サロン) 日時:2017年8月19日(土曜日)13:30~15:30 場所:塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階多目的ホール 参加費:無料 申し込み開始日:7月9日(日曜日)...
View Article個人全訳:櫂歌書房版『プラトーン著作集』第10巻2分冊「書簡集・雑編」、ほか
『プラトーン著作集 第十巻(書簡集・雑編)第一分冊 エピノミス/書簡集』水崎博明訳、櫂歌書房発行、星雲社発売、2017年6月、本体2,800円、46判上製311頁、ISBN978-4-434-23448-4 『プラトーン著作集 第十巻(書簡集・雑編)第二分冊 雑編』水崎博明訳、櫂歌書房発行、星雲社発売、2017年6月、本体2,800円、46判上製290頁、ISBN978-4-434-23449-1...
View Articleメモ(24)
すでに読まれた方も多いと想像しますが、「ねとらぼ」2017年7月16日付の九条誠一さんによる記名記事「Amazon“デリバリープロバイダ”問題、ヤマト撤退で現場は破綻寸前...
View Article重版情報:星野太『崇高の修辞学』3刷出来
星野太さんの『崇高の修辞学』の3刷ができあがりました。シリーズ「古典転生」で3刷に達したのは本書が初めてです。学術書の初版部数や重版部数が年々少なくなるなか、こうして売れていくことはたいへんありがたいことです。なお3刷にあたって新たな修正はありません。また、代官山蔦屋書店さんでは特別小冊子付の同書の在庫がまだ残っているそうなので、どうぞご利用ください。 +++
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