注目新刊:ディディ=ユベルマン『受苦の時間の再モンタージュ』、ほか
『受苦の時間の再モンタージュ――歴史の眼2』ジョルジュ・ディディ=ユベルマン著、森元庸介/松井裕美訳、ありな書房、2017年5月、本体6,000円、A5判上製292頁、ISBN978-4-7566-1754-5 『アール・ブリュット――野生芸術の真髄』ミシェル・テヴォー著、杉村昌昭訳、人文書院、2017年5月、本体4,800円、A5判上製250頁、ISBN978-4-409-10038-7...
View Articleブックツリー「哲学読書室」に岡本健さんの選書リストが追加されました
オンライン書店「honto」のブックツリー「哲学読書室」に、『ゾンビ学』(人文書院、2017年4月)を上梓された岡本健さんの選書リスト「ゾンビを/で哲学してみる!?」が追加されました。下記リンク先一覧よりご覧ください。 ◎哲学読書室星野太さん選書「崇高が分かれば西洋が分かる」 國分功一郎さん選書「意志について考える。そこから中動態の哲学へ!」...
View Article注目新刊:W・ブラウン、G・アガンベン、『現代思想』資本論特集号
★中井亜佐子さん(共訳:ロイル『デリダと文学』) カリフォルニア大学バークレー校政治学教授のウェンディ・ブラウン(Wendy L. Brown, 1955-)さんの、『寛容の帝国』(向山恭一訳、法政大学出版局、2010年)に続く単独著日本語訳第二弾を手掛けられました。まもなく店頭発売開始と聞いています。目次詳細は書名のリンク先をご覧ください。原書は『Undoing the Demos:...
View Articleメモ(18)
「文化通信」2017年5月22日付記事「アマゾンジャパン「バックオーダー」終了で出版社2000社余に説明会」で報道されている通り、今般のアマゾン通知についての出版社への説明会が先週から始まっています。曰く「4月21日に「バックオーダー発注」の終了を決定。同24日から、同社売り上げランキング上位20社ほどを書籍事業企画本部・種茂正彦本部長が直接訪問し、それ以外の上位50社ほどにも担当窓口などから説明を...
View Articleイベント続報:首都大講演、ゲンロンカフェ
首都大での講演が明日に迫りました。発表用レジュメ(A4用紙7枚=A3用紙裏表2枚)をお配りします。前半では出版不況期の20年間を既成の出版社ではない「サブプレイヤーの台頭期」と位置づけて概説し、後半では読書論と書物論を通じて出版社の存在意義を見直します。質疑応答の時間もあるので、お越しの皆様と意見交換できれば幸いです。入場無料、予約不要です。...
View Article取次搬入日確定:ソシュール『伝説・神話研究』
ソシュール『伝説・神話研究』(金澤忠信訳、月曜社、2017年5月、本体3,400円、A5判上製248頁、ISBN978-4-86503-043-3;...
View Article注目新刊:ケック『流感世界』水声社、ほか
流感世界――パンデミックは神話か? フレデリック・ケック著 小林徹訳 水声社 2017年5月 本体3,000円 46判上製354頁 ISBN978-4-8010-0259-3...
View Article取次搬入日確定:荒木経惟『私情写真論』
荒木経惟『私情写真論』(月曜社、2017年6月、本体1,500円、46判並製256頁、ISBN978-4-86503-048-8)の取次搬入日が決定しましたので、書店様にお知らせいたします。日販、トーハン、大阪屋栗田、以上三社すべて6月2日(金)です。書影も公開いたします。読者の皆様にお知らせいたします。書店店頭での発売は、おおよそ6月6日以降順次となる予定です。どのお店に配本されるかについては、当...
View Articleメモ(19)
武久出版株式会社さんの2017年05月31日付プレスリリース「図書新聞の発行」に衝撃を受けました。「2017年6月1日より、週刊書評紙『図書新聞』の発行が武久出版株式会社に移管武久出版株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:加藤啓・菅原秀宣)は、2017年6月1日付で株式会社図書新聞からの移管を受けて、以降、週刊書評紙『図書新聞』の刊行・発売をいたします。〔・・・〕創業以来六〇余年、一貫して知のト...
View Article注目新刊:『メルロ=ポンティ哲学者事典』第二巻、ほか
『メルロ=ポンティ哲学者事典 第二巻 大いなる合理主義・主観性の発見』モーリス・メルロ=ポンティ編著、加賀野井秀一/伊藤泰雄/本郷均/加國尚志監訳、白水社、2017年5月、本体5,400円、A5判上製382頁、ISBN978-4-560-09312-2...
View Articleメモ(20)
さいきん多くの反響を呼んでいるらしい風刺動画の原作はMoby & The Void Pacific Choirの楽曲「Are You Lost In The World Like Me?」(こちらは昨年10月に公開され500万回以上再生されており、公式動画を下段に掲出します)で、アニメーターはSteve...
View Article脱構築研究会イベント@新潟大学および慶応大三田
★西山雄二さん(訳書:デリダ『条件なき大学』、共訳:『ブランショ政治論集』) ★宮崎裕助さん(共訳:ド・マン『盲目と洞察』) ★渡名喜庸哲さん(共訳:サラ-モランス『ソドム』) ★郷原佳以さん(共訳:『ブランショ政治論集』) 第26回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS) アーレント研究会&脱構築研究会共催企画 ポスト・トゥルース時代における「嘘の歴史」─アーレントとデリダから出発して 日時...
View Article本日より一部書店にて先行発売:吉田昌平『新宿(コラージュ)』
森山大道『新宿』(月曜社、2002年)を全編コラージュした、吉田昌平さんの『新宿(コラージュ)』(本体5,800円、ISBN978-4-909242-00-6)が内沼晋太郎さん率いるnumabooksの書籍出版第一弾として刊行されました。本日(2017年6月8日)より一部書店にて販売が開始されています。全国書店での一般発売は7月上旬からの予定。詳しくは書名のリンク先をご覧ください。また、吉田さんと森...
View Article注目新刊:キャロル『セレンゲティ・ルール』紀伊國屋書店、ほか
★まず先月発売の新刊でこれまで言及できていなかった新刊の中で特に注目している本を以下に列記します。 ◎2017年5月刊行 02日『哲学としての美学――“美しい”とはどういうことか』ギュンター・ペルトナー著、渋谷治美監訳、中野裕考+中村美智太郎+馬場智一+大森万智子訳、晃洋書房...
View Article7月上旬新刊:ロゴザンスキー『我と肉』
2017年7月6日取次搬入予定 *人文・現代思想 我と肉――自我分析への序論 ジャコブ・ロゴザンスキー著 松葉祥一/村瀬鋼/本間義啓訳 月曜社 本体4,800円 A5判上製480頁 ISBN978-4-86503-047-1 アマゾン・ジャパンで予約受付中...
View Articleブックフェア「這いまわる思考」@紀伊國屋書店新宿本店3F
◎ブックフェア「這いまわる思考」(『こびとが打ち上げた小さなボール』刊行記念) 期間:2017年6月5日(月)~6月30日(金) ※7月上旬まで延長の可能性あり。 場所:紀伊國屋書店新宿本店3階、I-28棚...
View Article注目新刊:ハマー『アルカイダから古文書を守った図書館員』紀伊國屋書店、ほか
『ハイデガー『存在と時間』を読む』サイモン・クリッチリー/ライナー・シュールマン著、スティーヴン・レヴィン編、串田純一訳、法政大学出版局、2017年6月、本体4,000円、四六判上製298頁、ISBN978-4-588-01059-0 『新訳ベルクソン全集(7)思考と動くもの』竹内信夫訳、白水社、2017年6月、本体4,100円、4-6判上製368頁、ISBN978-4-560-09307-8...
View Article注目新刊:ブランショ『終わりなき対話(II)限界-経験』筑摩書房
★西山達也さん(訳書:サリス『翻訳について』) ★西山雄二さん(訳書:デリダ『条件なき大学』、共訳:『ブランショ政治論集』) 共訳書、モーリス・ブランショ『終わりなき対話(Ⅱ)限界−経験』が発売されました。書誌情報は下記の通り。西山達也さんは訳者を代表して、訳者あとがきをお書きになっておられます。なお第三部は2017年10月予定と予告されています。 終わりなき対話(Ⅱ)限界−経験...
View Articleリレー講義「文化を職業にする」@明星大学
先週土曜日(2017年6月17日)は、明星大学日野キャンパスにお邪魔し、リレー講義「文化を職業にする」で発表させていただきました。今年はテーマを「出版社の仕事と出版界の現在」と題し、読者にはなかなか見えない世界である編集者や営業マンの仕事について、また出版不況20年の変化についてお話ししました。ご清聴いただきありがとうございました。また、担当教官の小林一岳先生に深謝申し上げます。受講された皆さんから...
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