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月曜社6月新刊:青木敦子訳『シラー詩集 第1部/第2部』

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【月曜社近刊】2023年06月07日取次搬入予定 *ドイツ文学・詩


シラー詩集 第1部/第2部
フリードリヒ・シラー[著] 青木敦子[訳]
神話も歴史も、歓喜も悲哀も、すべてはここに流れ込み、ふたたび流れ出す。詩の力と秘密を満々とたたえた待望の新完訳を新たな時代に送る。訳者による詳細な各篇解題と全体解説を付す。全二巻。


第1部:本体4,000円、46判上製(天地194mm×左右131mm×束36mm)400頁、420g、ISBN978-4-86503-165-2

太宰治『走れメロス』での翻案によって高名な「人質」をはじめ、「エレウシースの祭儀」「竜との闘い」「イービュコスの鶴」など65篇を収録。
※Honya Club、HMV&BOOKSにて予約受付中。


第2部:本体4,400円、46判上製(天地194mm×左右131mm×束39mm)440頁、430g、ISBN978-4-86503-166-9
ベートーヴェン『交響曲第九番』の元歌である「歓喜によせて」をはじめ、「四つの時代」「芸術家」「ラウラによせる幻想」など75篇を収録。
※Honya Club、HMV&BOOKSにて予約受付中。



フリードリヒ・シラー(Friedrich Schiller, 1759-1805):ドイツの作家、詩人、思想家。ゲーテと並ぶドイツ・ヴァイマル古典主義の代表的人物。1781年、戯曲『群盗』でデビュー。1788年に上梓した歴史書『オランダ独立戦争史』の成果により、イェーナ大学歴史学教授として招聘される。1790年代には、『カリアス書簡』『人間の美的教育について』などを出版し、美学者としても思想史に名を残した。『詩集』第1部を1804年、第2部を1805年に刊行。


青木敦子(あおき・あつこ, 1957-):学習院大学、明治大学非常勤講師。著書に『シラーの「非」劇』(哲学書房、2005年)。『影像の詩学』(月曜社、2014年)がある。


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