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月曜社11月新刊:ウィリアム・モリス『小さな芸術――社会・芸術論集Ⅰ』

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2022年11月14日取次搬入予定 *芸術・批評


小さな芸術――社会・芸術論集 Ⅰ
ウィリアム・モリス[著] 川端康雄[編訳]
月曜社 2022年11月 本体2,800円 46判(縦188mm×横130mm×束23mm)並製392頁 重量380g
ISBN:978-4-86503-151-5 C0070


思想家モリスの全体像を伝える著作集(全三巻)。第一巻配本『小さな芸術』は、1870年代の終わりから1880年代にかけての講演集8篇を収録。「小さな芸術」「民衆の芸術」「芸術の目的」など、芸術と労働、自然をめぐるモリスの思想を伝える。モリス研究の第一人者による全編新訳!


アマゾン・ジャパン、HMV&BOOKS online、Honya Club



続巻=Ⅱ「有用な仕事と無用な労苦」(2023年刊行予定)、Ⅲ「楡の木陰で」(2024年刊行予定)


目次(★=本邦初訳、◆=戦前訳・電子版訳あり)
小さな芸術
民衆の芸術
生活の美◆
最善をつくすこと◆
文明における建築の展望◆
生活の小さな芸術★
芸術の目的
芸術とその作り手★
編者解題
編者あとがき
索引


ウィリアム・モリス(William Morris, 1834–1896)英国ヴィクトリア朝期の詩人・工芸家・社会主義運動家。民衆文化を基盤とした、総合芸術としての装飾という考えをつらぬき、その実践をひとつの運動として展開した。テキスタイルのデザインはよく知られている。代表的著作に『ユートピアだより』岩波文庫、『理想の書物』ちくま学芸文庫、など。近年の訳書に『素朴で平等な社会のために』せせらぎ出版、『地上の楽園』音羽書房鶴見書店、など。


川端康雄(かわばた・やすお, 1955-)日本女子大学教授。近著に『オーウェル『一九八四年』』慶應義塾大学出版会、『ジョージ・オーウェル』岩波新書、『ウィリアム・モリスの遺したもの』岩波書店、『葉蘭をめぐる冒険――イギリス文化・文学論』みすず書房、など。

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