「朝日新聞」書評委員をお務めの東京経済大学教授・戸邉秀明さんが年末の「今年の3点」(2021年12月25日付記事)で、弊社3月刊、吉田裕『持たざる者たちの文学史――帝国と群衆の近代』を選んで下さいました。「20世紀のカリブ海やアフリカの作家たちが、自らを歴史の主役として描くための悪戦苦闘を論じる。脱植民地化が足下のアジアに直結していく世界史の連動を明かす本書は、英文学の専門書の域を越える」との選評を頂戴しました。ありがとうございました。
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