「図書新聞」2020年10月31日付第3469号4面に、弊社6月刊、中井亜佐子『〈わたしたち〉の到来ーー英語圏モダニズムにおける歴史叙述とマニフェスト』の書評が掲載されました。大阪大学教授・山田雄三さんによる「だれも排除しない理想の「わたしたち」ーー沈黙を余儀なくされてきた女性たちが慎重に、しかし凛として語りはじめる」です。「労働者のあいだで生きられている文化と教育機関が教える価値を帯びた文化〔・・・〕ふたつの文化を架橋する「偉大な男たち」の遺産はたいせつだ。ただ、21世紀的な大衆の出現を待望するのであれば、その遺産だけでは足りないのだ。著者の仕事はその欠損を白日のもとに晒してくれている」と評していただきました。
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