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Channel: URGT-B(ウラゲツブログ)
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新潟大学人文学部『知のトポス』11号、ほか

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弊社出版物でお世話になっている著訳者の方々の最近のご活躍や関連情報をご紹介します。

★ヴェルナー・ハーマッハーさん(著書:『他自律』)
新潟大学大学院現代社会文化研究科共同研究プロジェクト「世界の視点をめぐる思想史的研究」、新潟大学人文学部哲学・人間学研究会、新潟大学人文社会・教育科学系附置「間主観的感性論研究推進センター」が発行する、「世界の視点 知のトポス」第11号が先月末発刊されました。ヴェルナー・ハーマッハーさんの論考「文学的出来事の歴史と現象的出来事の歴史とのいくつかの違いについて」が宮﨑裕助さんと清水一浩さんの共訳で掲載されています(173—198頁)。原典は1986年に公刊された論考、Ueber einige Unterschiede zwischen der Geschichte literarischer und der Geschichte phaenomenaler Ereignisseです。訳文に続く、宮﨑裕助さんによる解題(199—206頁)も含め、新潟大学人文学部の「人間学ブログ」にて無料でPDFが配布されています。同号にはヘーゲルやゲルハルト・クリューガーの翻訳も掲載されており、すべて無料PDFで読むことができます。

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一方、私自身の話で恐縮ですが、「ダ・ヴィンチ」2016年5月号の「出版ニュースクリップ」欄に掲載された橋富政彦さんの記名記事「中堅取次会社・太洋社破産!――書店の閉店・休業が相次ぐ理由」にて、私のコメントをご紹介いただきました。難しい話題ですが、ピンチをどう積極的な方向に捉えるかについてお話ししました。皆さんのお目に留まれば幸いです。

また、ホホホ座の山下賢二さん、松本伸哉さんとの対談「京都に出版社をつくる(には) 第一回 ホホホ座×月曜社」の中編「ようやく仕事のルーティンがわかってきた」 が先週末より公開されています。後編はおそらく明日に公開開始となるのではないかと思います。

なお、ホホホ座の山下さんがさいきん、夏葉社さんから『ガケ書房の頃』という新刊を刊行されました。とても素敵な本で、山下さんのファンになってしまうこと間違いなしの一冊です。ホホホ座さんの通販で購入すると、「『ガケ書房の頃』未収録原稿」という非売品小冊子がついてきます。私は通販で買いました。

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