弊社出版物でお世話になっている著訳者の方々の最近のご活躍をご紹介します
★上尾真道さん(共訳:ウリ『コレクティフ』)
◎芸術(アート)としての精神医療 vol.1 ジャン・ウリ著『コレクティフ-サン・タンヌ病院におけるセミネール』(月曜社)
2017年の冬に本邦初訳となった待望の書籍『コレクティフ――サン・タンヌ病院におけるセミネール』(月曜社)。著者は、ラ・ボルド病院院長にして、精神科医であり思想家のジャン・ウリ(1924-2014)です。本書で幾度となく登場する「コレクティフ=人びとが集まること、動くこと」ということば。~~人びとが集団を形作りながら個々の特異性を尊重するための、「ほんのちょっとしたこと」とは何か。~~今回の「芸術としての精神医療」では、現代日本における「インティマシーとローカルスタンダード」から思索を続ける哲学者・鞍田崇氏を導き手に、本書翻訳をされた上尾真道氏とラ・ボルド病院に逗留した写真家・田村尚子氏を迎え、様々な映像や資料と共に、この「コレクティフ」を紐解き、現代社会へのつながりを探ってみたいと思います。
対話する人:
上尾真道(『コレクティフ』共同翻訳者、精神分析学)
田村尚子(写真家、ヴュッター公園代表、『ソローニュの森』著者)
ナビゲーター:鞍田崇(哲学者、明治大学理工学部准教授)
会期:3月25日(日)17 時半 開場• 18時開始 終了予定19時半
会場:MEDIA SHOP GALLERY(京都市中京区河原町通三条下る大黒町44 VOXビル1F)
入場料:1,000円
主催:ヴュッター公園
共催:MEDIA SHOP
お問い合わせ先:ヴュッター公園 info@vutterkohen.com
★星野太さん(著書:『崇高の修辞学』)
『現代詩手帖』2018年3月号「特集=詩と哲学――新たなヴィジョンへ」で、佐藤雄一さんと「超越性、文体、メディウム」と題した対談を行っておられます。同誌編集部から提示された三冊の哲学書。國分功一郎さんの『中動態の世界』(医学書院)、千葉雅也さんの『勉強の哲学』(文藝春秋)、星野太さんの『崇高の修辞学』(月曜社)をめぐるお話しから始まり、星野さんはこう発言されています。「この三冊は、哲学の問題をほかならぬ言語への問いとして捉えている点では共通していると思います。ある意味では素朴な前提ではあるけれども、三者とも言語が思考や行為を規定するという考え方を強く共有している。今回これを死の問題と結びつけてもらえるのは個人的にもうれしいことです」(10頁)。なお同号では千葉さんの詩「始まりについて」も掲載されています。
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★上尾真道さん(共訳:ウリ『コレクティフ』)
◎芸術(アート)としての精神医療 vol.1 ジャン・ウリ著『コレクティフ-サン・タンヌ病院におけるセミネール』(月曜社)
2017年の冬に本邦初訳となった待望の書籍『コレクティフ――サン・タンヌ病院におけるセミネール』(月曜社)。著者は、ラ・ボルド病院院長にして、精神科医であり思想家のジャン・ウリ(1924-2014)です。本書で幾度となく登場する「コレクティフ=人びとが集まること、動くこと」ということば。~~人びとが集団を形作りながら個々の特異性を尊重するための、「ほんのちょっとしたこと」とは何か。~~今回の「芸術としての精神医療」では、現代日本における「インティマシーとローカルスタンダード」から思索を続ける哲学者・鞍田崇氏を導き手に、本書翻訳をされた上尾真道氏とラ・ボルド病院に逗留した写真家・田村尚子氏を迎え、様々な映像や資料と共に、この「コレクティフ」を紐解き、現代社会へのつながりを探ってみたいと思います。
対話する人:
上尾真道(『コレクティフ』共同翻訳者、精神分析学)
田村尚子(写真家、ヴュッター公園代表、『ソローニュの森』著者)
ナビゲーター:鞍田崇(哲学者、明治大学理工学部准教授)
会期:3月25日(日)17 時半 開場• 18時開始 終了予定19時半
会場:MEDIA SHOP GALLERY(京都市中京区河原町通三条下る大黒町44 VOXビル1F)
入場料:1,000円
主催:ヴュッター公園
共催:MEDIA SHOP
お問い合わせ先:ヴュッター公園 info@vutterkohen.com
★星野太さん(著書:『崇高の修辞学』)
『現代詩手帖』2018年3月号「特集=詩と哲学――新たなヴィジョンへ」で、佐藤雄一さんと「超越性、文体、メディウム」と題した対談を行っておられます。同誌編集部から提示された三冊の哲学書。國分功一郎さんの『中動態の世界』(医学書院)、千葉雅也さんの『勉強の哲学』(文藝春秋)、星野太さんの『崇高の修辞学』(月曜社)をめぐるお話しから始まり、星野さんはこう発言されています。「この三冊は、哲学の問題をほかならぬ言語への問いとして捉えている点では共通していると思います。ある意味では素朴な前提ではあるけれども、三者とも言語が思考や行為を規定するという考え方を強く共有している。今回これを死の問題と結びつけてもらえるのは個人的にもうれしいことです」(10頁)。なお同号では千葉さんの詩「始まりについて」も掲載されています。
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