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月曜社1月新刊:ジュディス・バトラー『新版 自分自身を説明すること――倫理的暴力の批判』

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2024年01月09日取次搬入予定
人文書(哲学・思想)


新版 自分自身を説明すること――倫理的暴力の批判
ジュディス・バトラー[著]佐藤嘉幸/清水知子[訳]
月曜社 本体2,700円 46判(縦188㎜×横130㎜×束17㎜、重量245g)並製240頁
ISBN:978-4-86503-181-2 C0010


他者への〈責任=応答可能性〉はいかに基礎づけることができるのか――普遍性の要求が暴力に陥る危険性を問い質し、〈道徳的ナルシシズム=倫理的暴力〉に抗する倫理を徹底して探究する。訳文を全面的に再検討した新版(初版2008年;原著2005年)。


【目次】
謝辞
第一章 自分自身の説明
 呼びかけの光景
 フーコー的主体
 ポスト・ヘーゲル的問い2700
 「あなたは誰か」 
第二章 倫理的暴力に抗して
 判断の限界
 精神分析
 「私」と「あなた」
第三章 責任=応答可能性
 ラプランシュとレヴィナス―他者の優位
 人間になることをめぐるアドルノ
 自分自身を批判的に説明するフーコー

訳者解説 「倫理」への転回
訳者あとがき


ジュディス・バトラー(Judis Butler)カリフォルニア大学バークレー校大学院特別教授。主な著書に、 『ジェンダー・トラブル』青土社1999年、『アンティゴネーの主張』青土社2002年、『触発する言葉』岩波書店2004年、『生のあやうさ』以文社2007年、『権力の心的な生』月曜社2012年/新版2019年、『戦争の枠組』筑摩書房2012年、『アセンブリ』青土社2018年、『欲望の主体』堀之内出版2019年、『分かれ道』青土社2019年、『問題=物質〔マター〕となる身体』以文社2021年、『非暴力の力』青土社2022年、など。


佐藤嘉幸(さとう・よしゆき)筑波大学大学院准教授。最近の著者に『権力と抵抗――フーコー・ドゥルーズ・デリダ・アルチュセール』人文書院2008年、『新自由主義と権力――フーコーから現在性の哲学へ』人文書院2009年、など。


清水知子(しみず・ともこ)東京藝術大学大学院准教授。著書に『文化と暴力――揺曳するユニオンジャック』月曜社2013年、『ディズニーと動物――王国の魔法をとく』筑摩選書2021年。


※アマゾン・ジャパン、HMV&BOOKS onlineにて予約受付中。


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