2022年10月19取次搬入予定 *文学・思想
手先と責苦――アルトー・コレクション Ⅳ
アントナン・アルトー[著] 管啓次郎・大原宣久[訳]
月曜社 本体4,500円 46判(縦188mm×横130mm×束28mm)上製464頁 ISBN:978-4-86503-152-2 C0098 重量440g
アルトー・コレクション全4巻完結! 生前に書物として構想されていた最後の作品にして、日常性をゆるがす「残酷の演劇」の言語による極限への実践。「アルトーのすべての作品のうち、もっとも電撃的であり、彼自身がもっともさらされた作品」(原著編者)と言われる、翻訳困難なテクストを詩的な名訳で贈る。『アルトー後期集成Ⅱ』(河出書房新社、2016年)の改訂版。
目次:序/断片化/書簡/言礫/注/訳者あとがき
※月曜社「アルトー・コレクション」既刊・・・1:ロデーズからの手紙、2:アルトー・ル・モモ、3:カイエ。
アントナン・アルトー(Antonin Artaud)1896年生まれ。5歳のとき、脳脊髄膜炎を患い一命をとりとめる。1921年、俳優としてデビュー。1924年、シュルレアリスム・グループに参加。27年に離脱。36年にメキシコへ、37年にはアイルランドへ旅し、そこからフランスに強制送還され、その後、46年まで精神病院に監禁される。1948年3月4日、イヴリーの療養所で死去。
主な著書:『演劇とその分身』、『ヘリオガバルス』、『神の裁きと訣別するため』(すべて河出文庫)など。
管啓次郎(すが・けいじろう)1958年生まれ。明治大学教授。比較文学研究者、詩人。著書に、『本は読めないものだから心配するな』『狼が連れだって走る月』『ストレンジオグラフィ』など。詩集『狂狗集』『犬探し/犬のパピルス』『PARADISE TEMPLE』など。訳書に、E・グリッサン『〈関係〉の詩学』『第四世紀』、P・スミス『Mトレイン』など。
大原宣久(おおはら・のぶひさ)1977年生まれ。学習院大学、お茶の水女子大学非常勤講師。フランス語圏文学研究者。共訳書に、レリス『オペラティック』、バザン『映画とは何か』など。論文に、「現代フランス歌曲の可能性――オリヴィエ・メシアンの歌曲を中心に」、「自伝と埋葬――ミシェル・レリス『フルビ』をめぐって」など。
手先と責苦――アルトー・コレクション Ⅳ
アントナン・アルトー[著] 管啓次郎・大原宣久[訳]
月曜社 本体4,500円 46判(縦188mm×横130mm×束28mm)上製464頁 ISBN:978-4-86503-152-2 C0098 重量440g
アルトー・コレクション全4巻完結! 生前に書物として構想されていた最後の作品にして、日常性をゆるがす「残酷の演劇」の言語による極限への実践。「アルトーのすべての作品のうち、もっとも電撃的であり、彼自身がもっともさらされた作品」(原著編者)と言われる、翻訳困難なテクストを詩的な名訳で贈る。『アルトー後期集成Ⅱ』(河出書房新社、2016年)の改訂版。
目次:序/断片化/書簡/言礫/注/訳者あとがき
※月曜社「アルトー・コレクション」既刊・・・1:ロデーズからの手紙、2:アルトー・ル・モモ、3:カイエ。
アントナン・アルトー(Antonin Artaud)1896年生まれ。5歳のとき、脳脊髄膜炎を患い一命をとりとめる。1921年、俳優としてデビュー。1924年、シュルレアリスム・グループに参加。27年に離脱。36年にメキシコへ、37年にはアイルランドへ旅し、そこからフランスに強制送還され、その後、46年まで精神病院に監禁される。1948年3月4日、イヴリーの療養所で死去。
主な著書:『演劇とその分身』、『ヘリオガバルス』、『神の裁きと訣別するため』(すべて河出文庫)など。
管啓次郎(すが・けいじろう)1958年生まれ。明治大学教授。比較文学研究者、詩人。著書に、『本は読めないものだから心配するな』『狼が連れだって走る月』『ストレンジオグラフィ』など。詩集『狂狗集』『犬探し/犬のパピルス』『PARADISE TEMPLE』など。訳書に、E・グリッサン『〈関係〉の詩学』『第四世紀』、P・スミス『Mトレイン』など。
大原宣久(おおはら・のぶひさ)1977年生まれ。学習院大学、お茶の水女子大学非常勤講師。フランス語圏文学研究者。共訳書に、レリス『オペラティック』、バザン『映画とは何か』など。論文に、「現代フランス歌曲の可能性――オリヴィエ・メシアンの歌曲を中心に」、「自伝と埋葬――ミシェル・レリス『フルビ』をめぐって」など。