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月曜社11月新刊:永山則夫『法廷調書』

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2021年11月15日取次搬入予定 *社会/文芸


法廷調書
永山則夫[著]
月曜社 本体2,500円 46判(縦188mm×横125mm)並製352頁 ISBN:978-4-86503-123-2 C0036


内容:1968年の「連続射殺事件」について、法廷で永山本人が事実関係をあきらかにした、唯一の、そして最後の証言。「犯行を犯した本人が一番自分の刑罰を知ってるんだよ。それも分かってほしい」(第18回公判、昭和61年12月12日より)。永山の裁判で事実関係が争われることはなく、永山自身が自分の軌跡を語ることはなかった。その数少ない例外が一審における石川義博による精神鑑定であり、もうひとつがこの高等裁判所における供述である。被告人質問:遠藤誠弁護士


目次:
刊行にあたって
永山裁判とは何だったのか(大谷恭子)
二人の永山則夫(井口時男)
法廷調書
 第十六回公判:昭和六十一年十一月十二日
 第十七回公判:昭和六十一年十一月二十六日
 第十八回公判:昭和六十一年十二月十二日
永山則夫略年譜


著者:永山則夫(ながやま・のりお)1949年生まれ。連続射殺事件をおこし69年逮捕。獄中手記「無知の涙」や新日本文学賞受賞作「木橋」等、文筆活動によっても注目されてきた。1997年8月死刑執行。著書『捨て子ごっこ』『異水』他多数。永山裁判についての本で、近年の代表的なものに、『永山則夫 封印された鑑定記録』(堀川恵子、講談社文庫、2017年)、『死刑の基準 「永山裁判」が遺したもの』(堀川恵子、講談社文庫、2016年)がある。


アマゾン・ジャパンにて予約受付中。


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