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ブックフェア&イベント@紀伊國屋書店新宿本店:ファム・コン・ティエン『深淵の沈黙』

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弊社刊『ブランショ政治論集』や『間章著作集(Ⅰ)時代の未明から来たるべきものへ』を出品させていただいているブックフェアをご紹介します。

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◎ブックフェア「いまだ夜深き時代、『深淵の沈黙』を読む」野平宗弘選


会期:2018年6月13日(水)~7月上旬
場所:紀伊國屋書店新宿本店【3階人文】I-28棚
内容:戦争時代の反抗者、ファム・コン・ティエンの初邦訳であり、そして年間ベスト級の衝撃作『深淵の沈黙』。訳者の野平宗弘さんによる選書フェアで、野平さん執筆の1万字におよぶ解説冊子も無料配布。


◎トークイベント「「ベトナムのランボオ」ファム・コン・ティエンの破壊思想と叛逆の人生」野平宗弘さん×真島一郞さん



日時:2018年7月5日(木)19:00開演
会場:紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペース
料金:500円
受付:先着50名様、電話予約受付03-3354-0131(新宿本店代表番号:10:00~21:00)


内容:1960年代のベトナム戦争のさなか、南ベトナムの文壇に現れて以降、過激な言動、ハチャメチャな生き方で話題をさらい、良識ある大人たちからは煙たがられたものの、悩める若者の代弁者として圧倒的な支持を受けていた、詩人にして思想家のファム・コン・ティエン。ヘンリー・ミラーからは早熟のフランス詩人A.ランボオの生まれ変わりとも評された、その生き方、言動、思想は、時代が変わっても、異なる地域においてであっても、鋭敏な若者たちの感性を挑発し続けてやむことはない。本トークイベントでは、社会人類学者の真島一郞さんと、『深淵の沈黙』(1967年刊)の世界初の訳書を上梓した野平宗弘さんの二氏が登壇し、「世界の夜」の時代にあってなお己を貫き生きたティエンの人生と、本書で展開された思想を中心に紹介しながら、今なお失せないその魅力と思想的可能性に迫る。講演終了後、サイン会を行います。書籍は会場で販売いたします。


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