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直近雑誌での取次人の寄稿記事まとめ

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2018年1月~2月に発売された雑誌で取次人が寄稿した記事をまとめます。


◆『しししし』vol.1(特集=宮沢賢治)、双子のライオン堂、2017年12月、本体1,800円、A5判並製180頁、ISBN978-4-0009283-4-6
「太平書林さんのこと」片山昌美(かたやま・まさみ:書籍取次業)
「偶然と必然の技法」松井祐輔(まつい・ゆうすけ:1984-;H.A.Bookstore店主)



◆『本の雑誌』2018年3月号(特集=本屋さんになろう!)、本の雑誌社、2018年3月【2月7日発売】、本体667円、A5判並製136頁、ISBN978-4-86011-379-7
「本屋さんになりたい~なるには」鎌垣英人(かまがき・ひでと:1961-;大阪屋栗田執行役員)
「あきらめる必要はない!!本をお店に並べるための方法」松井祐輔(前掲)



◆『多様体』第1号(特集=人民/群衆)、月曜社、2018年2月、本体2,500円、A5判並製416頁、ISBN978-4-86503-055-6
「書店空間の定点観測【1】リブロからブックファーストへ」鎌垣英人(前掲)


◆『現代思想』2018年3月号(特集=物流スタディーズ)、青土社、2018年3月【2月27日発売】、A5判並製230頁、ISBN978-4-7917-1361-5
「誰でも本屋をつくることができる仕組みをつくる」柳下恭平(やなした・きょうへい:1976-;鴎来堂代表/かもめブックス店主/ことりつぎ/エディトリアル・ジェットセット)



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これらと一緒に併読しておきたいのは、取次に新刊が搬入されるまでの印刷製本所さんの仕事に焦点をあてた、講談社の『小説現代』2018年3月号内の「大特集=本を造る!」です。四部構成となっていて、東村アキコさんと安藤祐介さんの対談「本は「宝物」で「宝箱」」に始まり、作家さんの執筆から出版社、印刷所、製本所へと至る作業工程を簡潔に図式化した「一冊の本ができるまで」、豊国印刷、国宝社、黒柳製本、日本樹脂工業に取材した「入稿から搬入まで、16人の“職人”に訊く!」、最後に印刷所の営業マンが主人公の、安藤祐介さんによる新作小説『本のエンドロール』(3月7日発売)の第一章「スロウスタート」が掲載されています。
また『しししし』を創刊した双子のライオン堂さんが今月、「本屋入門」講座を開講されるそうです。


◎〈本屋入門SWITCH!〉~本屋になるのにうってつけの日~


日時:2018年3月18日(日)10:00~18:30
場所:双子のライオン堂(東京都港区赤坂6-5-21-101)
費用:18,000円 ※懇親会は別途費用
募集人数:6名程度
主催:BOOKSHOP LOVER/双子のライオン堂


内容:この度、2015年2016年と好評いただいた「本屋入門」を、1日集中で濃縮体験する特別版を開催することに致しました。われわれ本屋入門は、過去2回長期的なゼミを開催しました。受講生の中から数名の本屋さんが誕生し一定の成果があったと自負しております。昨年1年間は「本屋入門」の充電期間として、主催それぞれの活動に注力しておりました。そんな中、本屋さんになる講座をまたやってほしいという声をいただくことが増えてきました。過去に頂いた意見などを今一度見直し、また類似の講座も増えてきているので、少しやり方を変えて、開催してみようと思い、1日集中型の講座を開講します。本屋入門SWITCH!は、1日集中して「理想の本屋」を考え抜いていただきます。授業は、講義とワークショップを取り入れて行います。「理想の本屋」を考えることで、実際に本屋をやる上での課題などを浮き彫りにして、本屋を始める、本屋について考える「スイッチ」を押すことができればと考えております。


スケジュール:
10:00~10:30 はじめに~趣旨説明・紹介等~ 司会進行:BOOKSHOPLOVER和気、双子のライオン堂竹田
10:30~12:00 対談講義「中と外から見た本屋の世界」講師:どむか氏(本屋さんウォッチャー)×K氏(大手取次執行役員)with和気、竹田
12:00~13:00 昼食
13:00~14:30 講義「いい本屋ってどんな本屋?」講師:「マガジン航」編集人・仲俣暁生氏/司会:和気、竹田
14:30~14:45 休憩
14:45~17:15 ワークショップ「「理想の本屋」の計画書を書いてみよう」司会進行:和気、竹田、ゲスト調整中 ※適宜休憩あり
17:30~18:30 発表(一人3分くらい発表して、3分くらい討議する)
18:30~20:00 懇親会 ※懇親会は任意参加。参加費別回収。


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