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まもなく発売、半世紀ぶりの新訳:バタイユ『有罪者』江澤健一郎訳、河出文庫

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★江澤健一郎さん(訳書:バタイユ『マネ』)
河出文庫の今月新刊で、バタイユ「無神学大全」第二部の『有罪者』の新訳を上梓されます。河出文庫での江澤さんによるバタイユ新訳は2014年の『ドキュマン』に続く2冊目。まもなく発売です(明日12月5日以降)。


有罪者――無神学大全
ジョルジュ・バタイユ著、江澤健一郎訳
河出文庫、2017年11月、本体1,400円、文庫判512頁、ISBN978-4-309-46457-2


帯文より:「夜の思想家」バタイユの代表作、戦慄の新訳。「神なき神秘」の熱狂。世界を震撼させるおそるべき断章群。
カバー裏紹介文より:「生きることは、狂ったように、だが永遠に、サイコロを投げることだ」――いまなお世界を震撼させ続ける「夜の思想家」バタイユの代表作を50年ぶりに新訳。破格の書物が鋭利な文体と最新研究をふまえた膨大な訳注によって新たによみがえる。「神なき神秘」に捧げられた恍惚、好運、笑いをめぐる極限の思考がきらめくおそるべき断章群。


目次:

有罪者
 友愛
  Ⅰ 夜
  Ⅱ 「満たされた欲望」
  Ⅲ 天使
  Ⅳ 恍惚の点
  Ⅴ 共犯
  Ⅵ 完了しえぬもの
 現在の不幸
  Ⅰ 集団逃避
  Ⅱ 孤独
 好運
  Ⅰ 罪
  Ⅱ 賭けの魅惑
 笑いの神性
  Ⅰ 偶発性
  Ⅱ 笑う欲望
  Ⅲ 笑いと震え
  Ⅳ 意志
  Ⅴ 森の王
 補遺
  (ヘーゲルに関する講義の講師Xへの書簡・・・)
  (認識、行動への投入、問いへの投入についての断章)
  (人間と自然の対立についての二つの断章)
  (キリスト教についての断章)
  (有罪性についての断章)
  (笑いについての二つの断章)
ハレルヤ――ディアヌスの教理問答
訳註
訳者解題 誘惑する書物『有罪者』
訳者あとがき


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