2024年09月18日取次搬入予定ジャンル:人文/思想
多様体 第6号(第1期終刊号)特集:展開/分岐
月曜社 本体2,600円 A5判並製320頁(210x148x18mm, 367g) ISBN978-4-86503-193-5
到着ではなく展開、終極ではなく分岐。多様体はここに回路を開く。哲学者の最初期散文、20世紀古典の新訳2篇、書店現場論のほか、図書館マンガ、現役書店員の写真作品、現役芸人の小説第一作など多彩な寄稿を揃える。記憶喪失をめぐる木澤佐登志の論考、サミュエル・ウェーバーの来日講演覚書を特別掲載。造本設計は太田明日香。
目次:
◆特集
Caffeine House|りんごちゃんのおとまり図書館
フィリップ・ラクー=ラバルト|眠れる者たち|柿並良佑訳
濱崎崇|幼年時代
河村純哉|どんぶり感情
大塚真祐子|書店員の仕事はシット・ジョブなのか?
ジョルジュ・バタイユ|ラスコーあるいは芸術の誕生|荻野厚志訳
アンリ・ベルクソン|時間の本性について――『持続と同時性』第三章|永野拓也訳
◆特別掲載
サミュエル・ウェーバー|ディスジャンクティヴについての簡潔な応答
木澤佐登志|ネット空間における集合的記憶喪失についての素描――ザ・ケアテイカー×ロストウェイヴ×イシナガキクエ
有地和毅|本を〈使う〉――本を新たに社会実装するための試論(3)
◆投稿
鈴木康則|エリック・ヴェイユ、暴力と対話の哲学者(3)『哲学の論理学』序文、訳と注(その2)
◆連載
ハンス・カイザー|アクロアシス 第5回:ユリウス・シュヴァーベ「ハンス・カイザー ――伝記的あとがき」|竹峰義和訳
檜垣立哉|中野幹隆とその時代 第5回:哲学書房の「臨床哲学」――もうひとつの「臨床哲学」の可能性
山内志朗|肉の形而上学 第3回:声のキアスム
佐野衛|思想と時空 第4回:現代の科学
佐藤健一|店長日記 第4回
鎌垣英人|書店空間の定点観測 第5回:出版産業〈書店〉の没落と界隈〈本屋〉の興隆
◆リプリント
中野幹隆|編集後記三篇ほか
著訳者一覧
編集後記
※アマゾン・ジャパンにて予約受付中。
著訳者一覧
Caffeine House(かふぇいん・はうす:一九九四~)イラストレーター。連載漫画『Noy’s Magical Sounds』(誠光社ウェブサイト)。
フィリップ・ラクー=ラバルト(Philippe Lacoue-Labarthe:一九四〇~二〇〇七)フランスの哲学者。『歴史の詩学』藤原書店。
柿並良佑(かきなみ・りょうすけ:一九八〇~)山形大学准教授。訳書:ナンシー『嘘の真理』講談社選書メチエ。
濱崎崇(はまさき・たかし:一九七〇~)写真家、書店員(京都 蔦屋書店)。写真集『あと乃あと』冬青社。
河村純哉(かわむら・じゅんや:一九九七~)芸人(タイフードセンター、吉本興業所属)、ウェブエンジニア。SNS(X)@shoryuken5858
大塚真祐子(おおつか・まゆこ:一九七五~)文筆家、元書店員。毎日新聞文芸時評欄などにて複数の連載を担当。
ジョルジュ・バタイユ(Georges Bataille:一八九七~一九六二)フランスの思想家、作家。『内的体験』河出文庫。
荻野厚志(おぎの・あつし:一九七二~)批評家、翻訳家。専門は芸術論。訳書:ナンシー『ミューズたち』月曜社
アンリ・ベルクソン(Henri Bergson:一八五九~一九四一)フランスの哲学者。『記憶理論の歴史』書肆心水。
永野拓也(ながの・たくや:一九六七~)熊本高等専門学校教授。『ベルクソンにおける知性的認識と実在性』北樹出版。
サミュエル・ウェーバー(Samuel Weber:一九四〇~)アメリカの哲学者。『フロイトの伝説』法政大学出版局。
木澤佐登志(きざわ・さとし, 一九八八~)ブロガー、文筆家。『闇の精神史』ハヤカワ新書。
有地和毅(あるち・かずき:一九八七~)株式会社ひらくチーフブックディレクター。共著『誰もが通り過ぎていく場所についての99の問答集』双子のライオン堂出版部
鈴木康則(すずき・やすのり:一九七六~)共愛学園前橋国際大学非常勤講師。現代フランス哲学。
ハンス・カイザー(Hans Kayser:一八九一~一九六四)スイスの音楽理論家。『アクロアシス』月曜社刊行予定。
竹峰義和(たけみね・よしかず:一九七四~)東京大学大学院総合文化研究科教授。共著『メディア論の冒険者たち』東京大学出版会。
檜垣立哉(ひがき・たつや:一九六四~)専修大学教授。『哲学者がみた日本競馬』教育評論社。
山内志朗(やまうち・しろう:一九五七~)慶應義塾大学名誉教授。『中世哲学入門』ちくま新書。
佐野衛(さの・まもる:一九四七~)元書店員。『書店の棚 本の気配』亜紀書房。
佐藤健一(さとう・けんいち:一九六四~)書店狂人。『GOMES』誌(パルコ、一九八九~九六)ライター。
鎌垣英人(かまがき・ひでと:一九六一~)元取次営業。NPO法人ブックストア・ソリューション・ジャパン理事。
中野幹隆(なかの・みきたか:一九四三~二〇〇七)編集者。哲学書房社主。
小林浩(こばやし・ひろし:一九六八~)編集者兼任営業。月曜社取締役。
太田明日香(おおた・あすか:一九九五~)グラフィックデザイナー。
多様体 第6号(第1期終刊号)特集:展開/分岐
月曜社 本体2,600円 A5判並製320頁(210x148x18mm, 367g) ISBN978-4-86503-193-5
到着ではなく展開、終極ではなく分岐。多様体はここに回路を開く。哲学者の最初期散文、20世紀古典の新訳2篇、書店現場論のほか、図書館マンガ、現役書店員の写真作品、現役芸人の小説第一作など多彩な寄稿を揃える。記憶喪失をめぐる木澤佐登志の論考、サミュエル・ウェーバーの来日講演覚書を特別掲載。造本設計は太田明日香。
目次:
◆特集
Caffeine House|りんごちゃんのおとまり図書館
フィリップ・ラクー=ラバルト|眠れる者たち|柿並良佑訳
濱崎崇|幼年時代
河村純哉|どんぶり感情
大塚真祐子|書店員の仕事はシット・ジョブなのか?
ジョルジュ・バタイユ|ラスコーあるいは芸術の誕生|荻野厚志訳
アンリ・ベルクソン|時間の本性について――『持続と同時性』第三章|永野拓也訳
◆特別掲載
サミュエル・ウェーバー|ディスジャンクティヴについての簡潔な応答
木澤佐登志|ネット空間における集合的記憶喪失についての素描――ザ・ケアテイカー×ロストウェイヴ×イシナガキクエ
有地和毅|本を〈使う〉――本を新たに社会実装するための試論(3)
◆投稿
鈴木康則|エリック・ヴェイユ、暴力と対話の哲学者(3)『哲学の論理学』序文、訳と注(その2)
◆連載
ハンス・カイザー|アクロアシス 第5回:ユリウス・シュヴァーベ「ハンス・カイザー ――伝記的あとがき」|竹峰義和訳
檜垣立哉|中野幹隆とその時代 第5回:哲学書房の「臨床哲学」――もうひとつの「臨床哲学」の可能性
山内志朗|肉の形而上学 第3回:声のキアスム
佐野衛|思想と時空 第4回:現代の科学
佐藤健一|店長日記 第4回
鎌垣英人|書店空間の定点観測 第5回:出版産業〈書店〉の没落と界隈〈本屋〉の興隆
◆リプリント
中野幹隆|編集後記三篇ほか
著訳者一覧
編集後記
※アマゾン・ジャパンにて予約受付中。
著訳者一覧
Caffeine House(かふぇいん・はうす:一九九四~)イラストレーター。連載漫画『Noy’s Magical Sounds』(誠光社ウェブサイト)。
フィリップ・ラクー=ラバルト(Philippe Lacoue-Labarthe:一九四〇~二〇〇七)フランスの哲学者。『歴史の詩学』藤原書店。
柿並良佑(かきなみ・りょうすけ:一九八〇~)山形大学准教授。訳書:ナンシー『嘘の真理』講談社選書メチエ。
濱崎崇(はまさき・たかし:一九七〇~)写真家、書店員(京都 蔦屋書店)。写真集『あと乃あと』冬青社。
河村純哉(かわむら・じゅんや:一九九七~)芸人(タイフードセンター、吉本興業所属)、ウェブエンジニア。SNS(X)@shoryuken5858
大塚真祐子(おおつか・まゆこ:一九七五~)文筆家、元書店員。毎日新聞文芸時評欄などにて複数の連載を担当。
ジョルジュ・バタイユ(Georges Bataille:一八九七~一九六二)フランスの思想家、作家。『内的体験』河出文庫。
荻野厚志(おぎの・あつし:一九七二~)批評家、翻訳家。専門は芸術論。訳書:ナンシー『ミューズたち』月曜社
アンリ・ベルクソン(Henri Bergson:一八五九~一九四一)フランスの哲学者。『記憶理論の歴史』書肆心水。
永野拓也(ながの・たくや:一九六七~)熊本高等専門学校教授。『ベルクソンにおける知性的認識と実在性』北樹出版。
サミュエル・ウェーバー(Samuel Weber:一九四〇~)アメリカの哲学者。『フロイトの伝説』法政大学出版局。
木澤佐登志(きざわ・さとし, 一九八八~)ブロガー、文筆家。『闇の精神史』ハヤカワ新書。
有地和毅(あるち・かずき:一九八七~)株式会社ひらくチーフブックディレクター。共著『誰もが通り過ぎていく場所についての99の問答集』双子のライオン堂出版部
鈴木康則(すずき・やすのり:一九七六~)共愛学園前橋国際大学非常勤講師。現代フランス哲学。
ハンス・カイザー(Hans Kayser:一八九一~一九六四)スイスの音楽理論家。『アクロアシス』月曜社刊行予定。
竹峰義和(たけみね・よしかず:一九七四~)東京大学大学院総合文化研究科教授。共著『メディア論の冒険者たち』東京大学出版会。
檜垣立哉(ひがき・たつや:一九六四~)専修大学教授。『哲学者がみた日本競馬』教育評論社。
山内志朗(やまうち・しろう:一九五七~)慶應義塾大学名誉教授。『中世哲学入門』ちくま新書。
佐野衛(さの・まもる:一九四七~)元書店員。『書店の棚 本の気配』亜紀書房。
佐藤健一(さとう・けんいち:一九六四~)書店狂人。『GOMES』誌(パルコ、一九八九~九六)ライター。
鎌垣英人(かまがき・ひでと:一九六一~)元取次営業。NPO法人ブックストア・ソリューション・ジャパン理事。
中野幹隆(なかの・みきたか:一九四三~二〇〇七)編集者。哲学書房社主。
小林浩(こばやし・ひろし:一九六八~)編集者兼任営業。月曜社取締役。
太田明日香(おおた・あすか:一九九五~)グラフィックデザイナー。