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月曜社2022年9月新刊:『カイエーーアルトー・コレクション3』

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2022年09月20日取次搬入予定 *文芸・フランス文学


カイエ アルトー・コレクション Ⅲ
アントナン・アルトー[著] 荒井潔[訳]
月曜社 本体5,200円 46判(縦188mm×横130mm)上製608頁 ISBN:978-4-86000-149-2 C0098


アルトーの激烈な思考の生成を刻印した「ノート」から編まれた最も異様なる書。世界を呪いながら「器官なき身体」を発見する戦いの言葉。『アルトー後期集成Ⅲ』(河出書房新社、2007年)所収の「カイエ」を全面改訳し、最晩年の1948年執筆分を中心に18編(200頁分)を増補した決定版。


アルトー・コレクション既刊…Ⅰ:ロデーズからの手紙、Ⅱ:アルトー・ル・モモ。続刊…Ⅳ:手先と責苦。


アントナン・アルトー(Antonin Artaud)1896年生まれ。5歳のとき、脳脊髄膜炎を患い一命をとりとめる。1921年、俳優としてデビュー。1924年、シュルレアリスム・グループに参加。27年に離脱。36年にメキシコへ、37年にはアイルランドへ旅し、そこからフランスに強制送還され、その後、46年まで精神病院に監禁される。1948年3月4日、イヴリーの療養所で死去。主な著書に『神の裁きと訣別するため』『ヘリオガバルス』『タラウマラ』『演劇とその分身』(すべて河出文庫)など。



荒井潔(あらい・きよし)1963年生まれ。防衛大学校准教授。文学博士(パリ第4大学)。訳書、『アルトー後期集成Ⅲ』(共訳)。論文「Le problème de l’expression chez Antonin Artaud」「アントナン・アルトーにおける《自画像》の問題」「『手先と責苦』における構成の問題」など。


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