「新文化」2016年10月25日付記事「トーハン子会社、あおい書店(東京)の全株式を取得」および、「文化通信」同日付記事「トーハン、あおい書店の全株式を子会社が譲受」によれば、取次大手トーハンの100%子会社で中間持株会社である有限会社ブックス・トキワが、株式会社あおい書店の発行済全株式を譲り受けるという株式譲渡契約を本日締結した、とのことです。「新文化」記事によれば、「あおい書店(東京)は9月1日、名古屋市熱田区に本社を置く株式会社あおい書店から分割により設立。資本金1000万円。同社は東京、愛知、神奈川、京都、岐阜、静岡に19店舗を展開。売上高は約50億円という。一方、名古屋に本社を置くあおい書店は3店舗を運営」と。トーハンからはあおい書店(東京)に代表取締役社長を派遣して経営を行うとのことです。取次による書店の子会社化はいったいどこまで進むのでしょうか。
ジュンク堂書店池袋本店が大阪屋帳合からトーハン帳合に一本化され、トーハンが八重洲BCの半数の株式を取得し社長とスタッフを派遣して日販とのダブル帳合からトーハンに一本化となり、戸田書店がMARUZEN&ジュンク堂と提携し、日販が文教堂の筆頭株主となってトーハンから日販に帳合変更・・・と昨今目まぐるしい変化が業界紙を賑わせていますが、一般読者の皆さんにはどう映っているでしょうか。
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